【報告】第1回環境ティールーム

「今大問題!マイクロプラスチックって知ってる?」

をテーマに2018年6月14日(木)に第1回環境ティールームを開催しました。

講師を含め9名でテーブルを囲んでのお話しとなりました。

はじめに講師より、

「環境問題は現在進行形なので、自分で考えて行動することが大切。

身近な問題だけど、普段なかなか話題にしづらい環境について

ざっくばらんにたっぷりと話せる場としたい」

との話がありました。

以下に話の概要をまとめましたので、読んでいただけると幸いです。

また、興味をもたれたら、ぜひお越しください!!

 

マイクロプラスチックって聞いてどういうイメージ?

・不法投棄されたペットボトルや袋が海に流れている

・魚がマイクロプラスチックを食べて、それを人間が食べている

問題の原因は?

使用後きちんとゴミやリサイクルの回収ルートに乗らなかったプラスチック。

現状ではどういう状態か?

・廃棄物の約2割が回収されていない。

・最終海に流出しているプラスチックは年800万トン

・クジラなどの大型魚類は、クラゲと間違えてプラスチックそのまま食べる。

・プラスチックは水に浮くが、印刷や混ぜものが多いものは沈むので深海魚にも影響している。

・サンゴ礁が大きなダメージをうけている

このままだとどうなるか?

・海の生態系に大きなダメージを与える

・海がCO2を吸収しなくなる→海水温の上昇・地球温暖化の加速

国の対策は?

・プラスチックの使用を制限している国がある

(EUでは環境ホルモン添加のプラの製造は禁止している)

・日本では、メーカーが自主的に対処しているが国の対策はあまりない

(生分解性のプラスチックの製造、天然由来のものなど)

私たちにできること

・政府が対策に本腰をいれるように”声”をあげていく

(パブコメを利用しよう!市民活動に参加する)

・消費行動を変える(素材のいいものを選ぶ)

・使い捨てのプラスチック製品をもらわない・使わない

(エコバック、マイボトル、マイハシ、リユース食器などの利用)

・環境問題は、自然の浄化力を超えるものを環境に投入した結果引き起こされたもの。

人間が作ったものの処理は人間が行うべきである。