【6/22くらわんか塾見学会報告】ソラパ&関西リサイクルシステムズ

くらわか塾2016の第3回の講座として6月22日バスにて枚方市の太陽光発電施設「ソラパ」と家電リサイクル会社「関西リサイクルシステムズ㈱」を13名の受講者で見学しました。

「ソラパ」は市が初期投資の不要なリース方式で運営し、一部設置場所の自営用電力に使用し、残りは約170世帯が賄える年間消費電力分を売電しています。リース料を差引いても年間約950万円の売電収入があります。

「関西リサイクルシステムズ㈱」は冷蔵庫・エアコン・洗濯機・テレビなどを解体・分離し、金属,ガラス・プラスチック・冷媒ガスを再資源化しています。「従業員の衛生面の安全性が確保されたクリーンな工場」が第一印象でした。

中古家電から出る塵やホコリそして冷媒ガスを外部に出さない処理方法は見応えがありました。地球温暖化やオゾン破壊に起因する冷媒ガスをフッ素樹脂重合する新技術には驚きました。これら電化製品の解体・分別を容易にするため、製品設計の段階から部品の着脱が簡単な製造法、使用材料の統一化など設計者や材料供給者はこの工場見学がお勧めです。

エコロジーと利益の出るエコノミーが備わったエコ施設の見学でした。
(2016.6.29更新)

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