【環境出前授業報告】さだ西小学校「環境問題と電気エネルギーについて学ぼう(屋外版)」

6月7日にさだ西小学校で第2回目の「環境出前授業」を行なって来ました。今回のテーマは「環境問題と電気エネルギーについて学ぼう(屋外版)」でした。前回、あいにくの雨模様となり急遽メニューを差替えた分の再トライでした。この様に、臨機応変にメニューの差し替えが出来る事も私たちの「環境出前授業」の得意とするところです。

前半は教室で、私たちの生活には「電気」はなくてはならないものである事、しかしその「電気」をつくるために、今はたくさんのCOを排出している事、その事が「地球温暖化」の大きな原因のひとつになっている事などを事例を交えながら学んでもらいました。そして、そう言う現状の中で、私たちに出来る事にはどんな事があるのかをみんなで考えました。

その後、校庭に出て「太陽光発電のパワーの体験」を「ソーラースクーター」と「ソーラー噴水」で、「電気を作り出すことの大変さの体験」を「自転車発電」でペダルを一生懸命こぐ事によって体験してもらいました。

「ソーラースクーター」は、太陽光パネルで発電した「電気」を「力」に変換してスクーターが走る事を説明し、グリップの開度に合わせて車輪の廻る早さが変化する事を見てもらってから、自分たちでの運転を体験してもらいました。

「ソーラー噴水」では、1メートル以上上がっている噴水が、太陽光パネルの上に「雲」を形取った段ボールをかざすと、一気に出なくなる事を体験してもらい、自然エネルギーが天候に左右される不安定な一面もある事を理解してもらいました。

「自転車発電」では、LED灯はペダルを軽くこいでも点灯するのに対し、白熱電球は一生懸命こがないと点灯せず、両者の消費電力の差を「こぐ力の差」として体感してもらいました。又、今回は時間的に余裕があったため、全員に「テレビ」にもチャレンジしてもらえました。一生懸命にペダルをこいでテレビが点くとみんなから歓声があがりました。

最後にまとめとして、「環境」と密接につながっている「電気」を大切につかう事が「地球環境」を守る事にもつながるのでこれからも頑張って「省エネ」に取り組んでください、と言う事で締めくくりました。

<2021年6月10日更新>