【環境出前授業報告】西牧野小学校「酸性雨について考えよう」

西牧野小学校で「酸性雨を考えよう!」の環境出前事業を、1月15日(金)に5年生2クラスに行いました。はじめに、新型コロナウイルス感染症対策に配慮した授業であることを説明してから、授業に臨みました。

  児童たちに、地球環境問題の項目を挙げて、知っている問題を確認したところ、地球温暖化やオゾン層の破壊とその影響等の環境問題には沢山手が上がりましたが、「酸性雨」は誰も手が挙がりませんでした。

 まずは、地球温暖化の原因になっているエネルギーを使用した時に発生する二酸化炭素の影響から話をはじめ、同時に空気中の二酸化炭素(CO₂)が、雲や雨に吸収されると、酸性の性質を示す実験を各グループで行いました。(ペットボトルに水道水を入れて二酸化炭素を注入してPHを測定する実験。)(実験①)

つぎに、酸性雨の被害とその発生する過程を、地球に見立てた水槽を用いて実験を行い、二酸化炭素以外の大気汚染物質(硫黄酸化物や窒素酸化物)が水蒸気に溶け込むと酸性度が増した「酸性雨」になる説明をしました。(水槽内に蒸気を貯めて、マッチを燃した時に吸収した水滴のPHを測定する実験。)(実験②)

まとめとして、木を枯らしたり、コンクリートを溶かしたりする「酸性雨」の被害を少なくするために、自分たちにできることは、日常の省エネと節電や化石燃料の使用を減らすこと、また一方で、自然エネルギーの活用や水素エネルギーなどの活用で、低炭素社会(脱炭素社会)に替えていくことの大切さを話しました。

児童たちには、まだ習っていない新しい環境問題の話や実験でしたが、授業の後も実験装置に大変興味をもってくれたことが、子供たちの未来に少しでも希望を託せられたような気がします。