3月24日(木)環境ミニ講座「天の川ウォーク」を開催しました。参加者は、12名でした。また、大学生のインターン生4名も参加してくれました。
桜の開花も少しずつ始まる花曇りの日に、交野市私市の「星の里いわふね」の親水空間から、枚方市サプリ村野まで川沿い約6kmを、川を取りまく環境保全について学びながら、楽しく歩きました。
登録有形文化財、天の川砂防堰堤は、明治32年につくられた府内で最も古い砂防施設で、土砂の流出を食い止め、災害から守ってくれています。
広々としたゆったり気持ちの良い空間に、堰堤や護岸以上の、癒しと安らぎを与えてくれました。
皆さん水質が思っていた以上にキレイだったと口を揃えておっしゃるように、川は底が見えるところもあるほど澄んでいました。
写真に写せなかったのですが、上記写真のフェンス向こう側にある、川の水路の途中1メートルほどの段差の水流で、ピコ水力発電ができるというお話を聞いて、みなさん身近にエネルギー自給の可能性があることを驚いていらっしゃいました。いつもの川の流れも、そんな視点をもって見ることができたら暮らしがより豊かに感じますね。
魚や亀などの外来種やそこかしこに溜まっているごみ、もちろん問題はたくさんありますが、風に吹かれ草花を愛で、気持ちの良い春の日を皆さんと共有でき、枚方をもっと好きになりました。