【環境出前授業報告】樟葉西小学校「エネルギー(屋外版)」

9月15日に樟葉西小学校の4年2クラスを対象に「環境問題と電気エネルギーについて学ぼう(屋外版)」の「環境出前授業」を行って来ました。

前半は、教室でこの授業がSDGsのどの項目に該当するのかという説明から始めて、私たちが過去から現在までどんな「エネルギー」を発見し利用してきたか、そして今は私たちの生活には「電気」と言う「エネルギー」がなくてはならないものになっている事、しかしその「電気」をつくるために、今はたくさんのCOを排出している事、その事が「地球温暖化」の大きな原因のひとつになっている事などを事例を交えながら学んでもらいました。そして、そう言う現状の中で、私たちに出来る事にはどんな事があるのかをみんなで考えました。

その後校庭に出て、「太陽光発電のパワーの体験」を「ソーラースクーター」と「ソーラー噴水」で、「電気を作り出すことの大変さの体験」を「自転車発電」でペダルを一生懸命こぐ事によって体験していただきました。

「ソーラースクーターの体験」では、太陽光パネルで発電した「電気」を「力」に変換してスクーターが走る事を説明し、グリップの開度に合わせて車輪の廻る早さが変化する事を見てもらってから、自分たちで実際に運転をしてもらいソーラーパワーを体験していただきました。

「ソーラー噴水の体験」では、1メートル以上上がっている噴水が、太陽光パネルの上に「雲」を形取った段ボールをかざすと、一気に出なくなる事を体験してもらい、自然エネルギーが天候に左右される不安定な一面もある事を理解してもらいました。又、太陽光パネルの角度を変えると噴水の高さが変わる事を目で見て確認してもらい、朝夕と昼間の太陽の角度の差で発電量が変わる事も体験していただきました。

「自転車発電の体験」では、LED灯はペダルを軽くこいでも点灯するのに対し、白熱電球は一生懸命こがないと点灯せず、両者の消費電力の差を「こぐ力の差」として体感していただきました。

又、「テレビ」を点ける事にもチャレンジしてもらい、一生懸命にペダルをこいでテレビが点いた児童にはみんなから大きな拍手がありました。

最後にまとめとして、「環境」と密接につながっている「電気」を大切につかう事が「地球環境」を守る事にもつながるのでこれからも頑張って「省エネ」に取り組んでください、と言う言葉で締めくくりました。