10月11日、北河内4市リサイクルプラザ「かざぐるま」見学会を開催しました。
メンバーは、環境ティールームのメンバーを中心とした18名の参加者とスタッフ3名。
当施設は、枚方市、寝屋川市、四条畷市、交野市の各家庭から資源ごみとして出されたペットボトルとプラスチック製容器包装を燃やしたりせず、間違って出されたリサイクルできないものを取り除き、ペットボトルとプラスチック製容器包装に分けて運搬しやすいように圧縮梱包する 中間処理施設です。
最初に施設や「プラスチック容器包装リサイクル法」についての説明があり、そのあと処理工程の一部を見学しました。
異物を取り除いたり、ペットボトルのフタを外したりとまだまだ人の手による処理工程も多く残っています。本当に大変な作業です。
特に、「ペットボトルはリサイクルの優等生ではありますが、フタとラベルをはがさなければリサイクルできないので、必ずフタとラベルは外して袋に入れて出してください。(同じ袋で大丈夫です)」ということを繰り返し言われていました。
プラスチック製容器包装をキューブ状にしたもので20㎏あります。
この状態にして、リサイクル業者へ運ぶそうです。
見学のあとの質問コーナーではたくさんの質問が出て、それに対して本当にわかりやすく説明してくださいました。
一部をご紹介します。
Q、袋についているラベルや値札は切り取って出した方がいいでしょうか。
A、袋の大きさの半分以下ならそのままでも大丈夫です。簡単にはがせるものは取ってください。リサイクルは、簡単にできることしかお願いしていません。剥がれないシールや取りにくいペットボトルのリングはそのままで大丈夫です。
Q、ペットボトルはかさばるので、半分に切っているがそれでいいですか。
A、ダメではないが、ペットボトルを選別する際にわかりにくいのでそのままの方が望ましいです。つぶして小さくしていただくのは歓迎です。
Q、ラップやおかずのカップは出してもいいですか。
A、ラップは商品として購入されたものなので対象外です。ここで扱うのは、賞品を販売する時のプラスチック製包装材のみです。主にプラマークやペットボトルマークのついているものです。なぜなら、このマークをつけている場合製造企業からの分担金で施設が運営されているからです。
Q、汚れているものでも洗って出したらいいですか。
A、マヨネーズやケチャップ、給食のジャム、納豆のカップなど汚れが簡単に取れないものは一般ごみに出してください。
他にもご紹介できない位たくさん質問がありました。
最後に皆さんから「見学していろいろなことがわかりとてもよかった」という感想をいただき、とてもいい見学会となったと思います。
<2018年10月17日更新>