平成30年11月10日(土)にひらかた自然エネルギー学校2019「第4回 市内エネルギースポットバス見学」が開催されました。今回はお子様も含む22名が参加し、大型太陽光発電設備枚方ソラパ、穂谷自然農園(園主のエコハウス)、こもれび水路などを見学しました。
「ソラパ」は市が初期投資の不要なリース方式で運営し、一部設置場所の自営用電力に使用し、残りは約170世帯が賄える年間消費電力分を売電しています。リース料を差引いても年間約950万円の売電収入がありるそうです。敷地内にソーラーパネルが引き詰められており、その風景は圧巻です。
穂谷自然農園では園主のエコハウス(自宅がパッシブソーラー、太陽光発電、バイオマスボイラーによる床暖房などを使用)や約40W程発電できる手作りのピコ水力発電などを見学してもらいました。
昼食後、香里ケ丘のこもれび水路に試験的に導入を進めている小水力発電の様子も見学してもらい、落差のない水力でも発電できる実験に立ち会ってもらいました。
最後はサプリ村野にて枚方市の環境についてや当団体の活動など説明があり、滋賀県から駆けつけて下さったびわこ成蹊スポーツ大学名誉教授の青木豊明先生が、海外で行われている自然エネルギーの現状や(海のエネルギーを電力に変える海洋エネルギー発電など)まだまだ自然エネルギーにはたくさんの可能性が秘めていることを教えていただきました。特に海洋エネルギー発電の話は初めて聞く方も多っかったようで、みなさん興味津々な様子で話に釘付けになっていました。
当部会では今後も枚方市内に自然エネルギーの普及を目指し、皆さんと一緒に学び広げていけるよう活動していきたいと思います。