ひらかた環境ネットワーク会議の年間の事業計画の一つである「環境くらわんか塾」を9月5日(土)、新規受講者4名を含む14名の参加のもと開催しました。
「環境くらわんか塾」は、出前授業担い手養成講座として毎年実施していましたが、今年度は「気軽に参加できる環境教育ボランティア講座」としての開催を目指し、早い時期から環境教育部会と事務局で企画を練り準備を進め、コロナの影響で開催時期は9月にずれ込んだものの感染防止対策を徹底し無事に開催することが出来ました。
講座は、午前の部ではひらかた環境ネットワーク会議発足の経緯・目的及び部会活動をはじめとする環境ネットワーク会議の事業が、枚方市環境基本計画に基づき三者協働で進められていることの説明や、環境政策室からの「枚方市の環境基本施策と活動の取り組み」の紹介がありました。
本題の「環境基礎講座」では、地球温暖化問題と持続可能な循環型社会の実現に向けたライフスタイルについてパワーポイントを使っての座学をしました。
昼食をはさんだ午後の部では「出前授業のボランティア活動」の“狙い”と“思い”、そして活動実績や課題の紹介に続き、環境出前授業の授業風景のビデオ映像や、授業で使うスライドや機材を用い3件を実例として紹介しました。
最後に全体を通しての意見交換を行い、受講した感想や各自環境問題や環境活動への思いなどを述べてもらいました。その中で受講者から、もっとこのような講座を沢山の方が受講されたらいいのにとの嬉しい意見も出されました。そして「これからは環境、経済、便利な生活の課題を同時に解決していくことが求められている。まずは環境問題の現状を知って一つでも行動に移すと共に、周りの方にも広めていくことが大切である」ということを、まとめとして参加者間で共有しました。
主催者からは、ひらかた環境ネットワーク会議の活動にも関心を持っていただき、自分に合ったボランティア活躍に参画することで自己実現を図ってもらえたらとの思いを伝えました。