2020年2月13日、環境ティールーム「目指そう!便利な暮らしとエコの両立」~先人の知恵に学ぶエコな暮らし~を開催しました。
今回は、8名の参加者の方と自由に活発に意見を出し合いました。
最初に講師から「環境のためには、昔の暮らしに戻った方がいいと思う方?」という問いかけに6名の方がそう思うと答えられました。その理由を尋ねると、「昔の方が省エネだった」「健康にいい」「物や資源を大切にしていた」などの意見。
一方講師は、「昔に戻ればいいとは思わない!」という意見。例えば、「ストーブができ寒さから解放されてから寿命が10年延びた」「新鮮な野菜や魚がどこでも手軽に手に入る。栄養状態も格段によくなった。」「様々な病気に対する薬が開発されて病気が治るようになった。」など、人類が生き延びるために先人が知恵を絞って今の便利で快適な世の中が出来上がっている。こういった文明をありがたく享受しながらも、環境に負荷をかけない暮らしはどういうものか考えていきたい。
ここから、ディスカッションが始まりました。話は、掃除方法、洗い物、TVのつけっぱなし、ソーラー発電、スマートシティなど多岐にわたりました。
いずれも、人によって事情は様々で、一概にこれはダメなどとは言えないので自分でよく考えて、環境負荷の少ない方法を選択していくことが大切で、また、こういったことを周囲の人に伝えていくことも大切だなと各々いろいろ考えながら終了しました。