11月10日(木)枚方市のごみ減量推進課の職員さんに環境出前授業をしていただきました。
初めにひらかた環境ネットワーク会議から世界のゴミの現状をお話し、「ゴミになるものを持ち込まない」「有効に使う、使い切る」など、ゴミを減らすための基本的な考え方を示しました。
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枚方市のごみ減量推進課の職員さんからは、枚方市のリサイクルの具体的な取り組みについておしえていただきました。
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はじめにペットボトルのゴミの出し方について質問があったのですが、みなさんわかりますか?
正解は…キャップ、ラベル、ボトル
3つに分けられたら正解です。これは材質によって分ける必要があるそうで、キャップやラベルはプラスチック、ボトルはPETです。それぞれリサイクルの処理や、リサイクルでできる物も違うそうです。たとえば、プラスチックは積み荷に使うパレットや、洗面器、S字フックなどに加工され、PETは質の良いプラスチックであるため綿となり、糸となり、服にも加工ができるそうです!
他にも缶・瓶・紙などのリサイクルについてもお話いただきました。缶の分け方で面白いなと思ったことは、磁石でスチールに、電磁波でアルミ缶に分けているということです。
スチールは鉄道のレールにリサイクルされたり、アルミ缶は、ボーキサイトという金属でできていて、何度でもアルミ缶に生まれ変わることができるんだそうです。不死身!
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お話の中で気になったこと、リサイクル施設です。枚方の東部清掃工場や穂谷川清掃工場で処理されていると思っていましたが、プラスチック・ペットボトルは寝屋川リサイクルプラザ(かざぐるま)
北河内4市リサイクル施設組合 | 北河内4市リサイクルプラザ:愛称「かざぐるま」 (kazaguruma.or.jp) 、ビン・カンは高槻市にある処理施設、古紙は和歌山にある大王製紙株式会社さんへ、それぞれ運ばれていくそうです。そんなに遠くまで運ばれていたのか。
分別などは手作業で行われているらしく、とても大変な作業だそうです。そうか、私たちが各家庭でもっと丁寧に分別をすれば、この作業の負担が減って、リサイクルもよりすすむのか。一人一人ができること、それは分別によって「ゴミ」にしないこと。新たに生まれ変わるチャンスがあることを心に留めて生活していきたいと思いました。
最後の意見・質問コーナーは大いに盛り上がりました。時間が足りないほどに話は尽きず、参加者の皆さんは積極的に言葉を交わしました。
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みなさんも是非枚方市のホームページからゴミ・リサイクルについて読んでみてください。
ごみ・リサイクル | 枚方市ホームページ (city.hirakata.osaka.jp)