さだ西小学校のエコクラブの児童(4年~6年生24人)を対象に、1月25日(月)に「使い捨てを考えよう!」のテーマで、生活の中で発生する「プラスチックごみの削減」について、環境出前授業を行いました。
新型コロナウイルス感染症対策に配慮した授業として、昨年10月から4回目の授業であり、エコクラブの児童たちには、前回の「4Rについて学び、ごみ減量を考えよう!」のおさらいをしてから、今回のテーマ「使い捨てを考えよう!」を、実際の「使い捨て資源ごみ」を用いて、リサイクルマークと分別方法を体験学習しました。
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授業の最初に約50年前の大阪市の河川に家庭ゴミが沢山捨てられていた写真や、現在の国内外の海岸のゴミの問題を比較しながら、現在の生活スタイルの中でどのような種類のゴミが増えて、どのような問題が発生しているかを紹介しました。続いて枚方市の環境副読本を基に「枚方市のゴミの発生量と費用」、そして「資源として再利用できるごみ」を有効に活用する「循環型社会」の仕組みについて学びました。
体験学習として、生活の中で使い捨てしているペットボトルなどのプラスチックごみや、包装容器、牛乳パック、空き缶などの資源ごみを使って、グループ毎に再資源するためのリサイクルマーク(記号や番号)を探して、学習プリントに記入し、どのようにすれば資源として利用できるかなど考えてもらいました。
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まとめとしての学習プリントの感想欄には、「プラスチックが油(石油)からで出来ていることを知らなかった」、「ポイ捨てをせずに分別することが地球温暖化防止につながる」、「これからはエコバックを使う」など、素直な感想が書かれており、短い時間の中で児童たちなりに新しい発見があったことを感じました。
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