さだ西小学校のエコクラブの児童(4年~6年生18人)を対象に、6月13日(月)に、「地球温暖化と私たちの生活について考えよう!」をテーマに出前授業を行いました。
最初に最近の巨大台風や、豪雨災害など現状の写真を見て、身近な問題であることを知ってもらいました。
そして温暖化が進んでいる大きな原因の一つは、石油やガスなどの化石燃料を燃やした時に発生する二酸化炭素であること説明し、地球に見立てた水槽の中でロウソクを燃やして二酸化炭素の発生量を測定しました。
一方で、普段使っている電気は間接的には、火力発電所の二酸化炭素発生に繋がっていることを説明し、節電や省エネをすることの大切さを、白熱電球、蛍光灯、LED電球で比較する実験を一緒に行いました。
また、将来に向けて大切な「二酸化炭素を出さない生活」の実験として、従来型のソーラーハウスに蓄電池を備えた「ネットゼロ・エネルーハウス(ZEH)」のモデルを使った比較実験にも、太陽光を隠す雲の役割で参加してもらい楽しく学びました。
最後のまとめは、クイズ形式で地球温暖化は、化石燃料を燃やすことが二酸化炭素(CO2)の増加に影響していること、私たちの使用している電気やガスなどのエネルギーを無駄なく使うことが大切であること。そして、このような問題を解決する新しい取り組みや、技術開発が進んでいることも学びました。
児童たちには、最後に感想を書いてもらいましたが、「地球温暖化の原因が二酸化炭素だと分かった」、「二酸化炭素は身近なところで発生していることを知った。」、「LEDランプが省エネに良いとわかった」、「一人一人が省エネしたり、ものを大切に使うと地球が元気になる。」など、子供たちなりに理解し、関心を持 ってくれたことが、今後の活動の励みになりました。