平成29年11月20日さだ西小学校で「酸性雨について」環境出前授業に行ってきました。
まず、はじめにパワーポイントで地球温暖化の話や酸性雨の発生するメカニズムを学習し、その後実験に移りました。
水槽を小さな地球に見立てて、地表の水が蒸発して雲になり、上空で冷やされて水滴が出来、それが雨となって地表に降って来る、と云う、「理科の授業」で学んだ自然の循環の中で、工場や車から排出されたり、ジェット気流にのって外国から運ばれて来る各種酸化物が雨粒に溶け込んで酸性雨の大きな原因になっている事をモデル的に再現しました。
実験で、発生した水滴(雨粒)を取り出し、リトマス試験紙で酸性度のチェックをすると、たちまち色が変化して、化石燃料の燃焼によって生じる硫黄酸化物などが、大気中で反応して酸性雨が発生するメカニズムを実感してもらう事が出来ました。
対象:4.5.6年生 約30名