2017年9月21日 ひらかた自然エネルギー学校2017の第2回目を開催しました。 今回は、「枚方市東部清掃工場の廃熱発電と村野浄水場の水位差発電を見学しました。当日は、参加者22名とスタッフ7名・枚方市職員2名でマイクロバスで移動し見学しました。
まず向かったのは、東部清掃工場。京田辺市に程近いところにあり、大変大きな立派な施設でした。「市街地のごみをここまで運ぶのは遠いなあ」という声がバスの中から聞こえてきました。到着後、ビデオで説明を受けた後、実際の処理現場と発電装置を見学。ここでは、1日最大で240tのゴミを焼却しており、その時に出る廃熱を利用し発電しており、最大発電出力4500kw(一般家庭7000件分の電気)を発電しています。発電した電気は施設内で使用されるほか、売却もしており、売却益は約2億円にもなるそうです。
次に村野浄水場の見学です。ここは、大阪府広域水道企業団が運営しており、大阪府で最大の浄水場で浄水能力は1797000㎥/日。大阪市を除く全市町村に水道水を供給しています。この施設では、階層系字塩素混和池と浄水池の水位差約10mと利用して発電を行っています。発電した電気は施設内で使用しており、施設内の使用電力の約1%程を発電しているそうです。広大な敷地内には、ソーラー発電パネルも設置されていました。
<2017.9.21>