<活動報告>環境ティールーム「プラごみダイエットに特効薬はあるか」

11月12日(木)10:30~12:00サプリ村野にて「プラごみダイエットに特効薬はあるか」をテーマとした 環境ティールーム を開催しました。

参加者10名と講師、スタッフで、自由に意見を出し合って、プラごみ問題について語り合いました。

最初に講師から、現在の日本の廃プラ事情の説明がありました。日本のプラごみ量は世界5位、一人当たりだと世界2位。そして、リサイクル率は85%と言われているが、その多くはサーマルリサイクルというEUではリサイクルにカウントしない熱源としてのリサイクルであることなどなど、日本のプラごみ問題はかなり深刻であるとの認識をあらたにしました。

その後、「どうやったら減らせるか?」「そもそもなぜ減らさなければならないのか」「何をすべきか」などについて意見を出し合いました。

その中で衝撃だったのは、コンビニのペットボトルの回収BOXには、飲み物が入ったものが多いので、フタを取って、ラベルをはがして、という啓発は難しい状態であるという事実。さらに、ペットボトルに尿を入れて車から道路脇に捨てる人がいるという事実!

それに対して「以前、プラごみの中間処理施設へ見学に行って、手作業でフタを外したり、選別したりている。あれを見ると、出す側がきちんとしないとと思う。みんな見学に行ってほしい」という意見が出されました。

最後に、私たちがすべきことは、次の2つに集約されるだろうというとこで、閉会となりました。

◎使ったもの作ったものをどう廃棄するのか、消費者も企業も真剣に考えるべき

◎使わなくてプラを減らすことを徹底する。

<2020年11月13日更新>