9月26日(月)自然エネルギー学校「身近に迫る地球温暖化の脅威~農業と漁業の現場から~」と題してシンポジウムをひらきました。地球温暖化の影響を、農業と漁業の観点からそれぞれ講師を招いてお話しいただきました。
農業の観点からは、農園「 杉・五兵衛」より野島五兵衛氏が、 現場からリアルな温暖化の実情を話してくださいました。私も、それほどまでに!!と、ショックというか、そんな身近にもこれほど大きな影響があるんだ、とまさにその脅威を実感しました。
野島氏は、食べ物の地産地消はもちろん、木材なども輸入材に頼らず国産材を使用することによって、余分なコスト等掛けず温暖化対策になる、とのお話ししてくださいました。
漁業の観点からは、大阪市漁業協同組合・北村光弘氏の代理から、海水温の上昇と共に漁獲魚種が変化していること、また、魚種によっては漁獲される地域が変化してきているとの報告をいただきました。
2048年問題、海洋の生物多様性の低下、驚いたことに、「海がきれいになり過ぎ、プランクトンが減りいかなご等の漁獲量が減少している」とのお話もありました。
その後の質問・意見等のコーナーでも活発なやり取りが行われ、とても有意義なシンポジウムとなりました。