【活動報告】パネルディスカッション『若者の考えを聞こう』

去る8月9日、『若者の考えを聞こう』と題し、パネルディスカッションを開催致しました。
今年の夏、我が法人にインターン生として来てくれている大学生3名と若手スタッフ会員(大学生)1名をパネラーとして迎え、「地球温暖化」「日本のエネルギー政策」について、どう感じ、何を思うかを話してもらいました。

題名の通り、ぜひ若者の考えを聞こう!と13名の方々が会場に足を運んで下さいました。

まず若者の声として聞こえてきたのは『地球温暖化の問題は知っているが、普段の生活への影響は特に感じていないし、具体的に自分が何をしたらいいのかが分からない。』『エアコンの温度設定など正確な情報が分からない』『大変だなーで終わってしまっている』『今回のような機会がないと積極的に情報収集することはなかった』というものでした。

また会場参加者からの『小学校から大学までの間のどこで、環境に関する教育を受けたのか。』の問いに対して、1名の学生は『農学部なので、大学の授業の中で環境のことを学んでいる』との回答だったものの、他の学生は『小学校の授業で環境のことを学んだが、その後は受けたことがない。』というものでした。

「日本のエネルギー政策」に関しては、今回調べるまで「第6次エネルギー基本計画」という言葉すら知らなかったと話してくれました。

年代を超え、意見を言い合い、大盛況の中、あっという間に時間が過ぎていきました。

会場参加者からは『普段、若者と話す機会どころか、環境について意見交換をする機会なんてほとんどないので、良い機会だった。』『経験豊富な大人が、実生活を通して、若者に啓発・支援することが将来の温暖化対策につながると感じた。』などの感想をいただきました。

今後もこういう機会をどんどん増やしていかなければ!と思った1日でした。