枚方市で初めてとなる事業仕分けが、9月4日、5日の2日間、枚方市市民館会で実施されました。
これは、市が行う事業の必要性や費用対効果、実施方法などについて、外部の視点で検証・検討するもので、学識経験者や市民団体代表者等の仕分け人により、「廃止」「民間等が実施」「改善して市が実施」「現行通り市が実施」の4区分で判定が行われました。
今回の仕分けでは、ひらかた環境ネットワーク会議に対する運営補助事業も対象となり、判定は「廃止」が3人、「改善」が1人、「現行通り」が2人で、「廃止」と言う厳しいものになりました。
ひらかた環境ネットワーク会議では、この結果に遺憾の意を表明するとともに、「廃止判定は団体そのものに対するものではなく、市からの補助金に対するものである」「この結果は市の最終判断ではなく、今後の予算編成の過程で再考の余地があるものと認識している」「限られた短い時間の中で、仕分け人に当団体の役割や位置付け、目的について十分理解を得られないまま、事実・実態と乖離した認識に基づいて判断をくだされた」「枚方市に対して予算編成時の再考を強く求めていくとともに、引き続き市民・行政・事業者に対して団体への理解を広げる努力を行いながら、活動に邁進していく」という主旨の、緊急声明を出しました。