会員同士が気軽に意見交換を行う、ティーパーティ形式の「親睦フォーラム」を6月20日午後1時から、枚方市民会館で開催しました。
当日は67人の会員が参加。部会ごとに別れたテーブルでは、今後の活動について熱い話し合いがもたれました。
↑各テーブルに別れて話し合いをする
会員同士が気軽に意見交換
ひらかた環境ネットワーク会議も設立から4か月が経過し、各部会の活動が進む一方、会員からは「参加したいけど敷居が高い」「何から始めたらいいのかわからない」などの声があり、多くの会員が気軽に参加できて、部会の活動などについて意見交換ができる場を提供しようと、このフォーラムを企画しました。
当日は台風6号の影響で、どんよりとした蒸し暑い天気にもかかわらず、67人の会員が参加。既に部会に入っている人も、まだの人もそれぞれ部会ごとに別れたテーブルに着席しました。各テーブルで気軽に軽食をつまみながらの意見交換がなされ、途中のシャッフルタイムでは、「他の部会がどのような活動をしているのか」と自由にテーブルを移動して話を聞く人で大いに盛り上がりました。
また、思いついたことを自由に書いて貼れるようにと設けられた「書きたい放題ボード」には、多くの貴重な意見が寄せられ(下記参照)、参加者の活動に対する熱い想いが感じられました。
今回は、顧問の植田和弘さんと平峯悠さんにも参加いただきました。両顧問は、各テーブルを回りながら、活動に対するアドバイスや、参加者からの質問に答えておられました。
このフォーラムをきっかけに部会に加入した会員も多くおられ、今回の「親睦フォーラム」は、ネットワーク会議にとっても、会員にとっても有意義なものとなりました。
「書きたい放題ボード」に寄せられたご意見
①枚方市の「環境基本計画」や実施計画を詳しく知る場がほしい、ネットワーク会議で知る場を作ってはどうか?
②現状の里山・河川の動物、昆虫の種類、分布等を調べPRする必要があるのでは、(特別な種類のものでなくて良い) また、外来種についてどうなっているかを調べていく必要があるのでは・・・自然環境を知る上でも動物、昆虫の分布を知る必要があるのでは?
③枚方市内の環境団体の活動成果を発表できる場を、ネットワーク会議で作ったらどうか?
④夏季の気温を下げるために、駐車場や道路等を緑化ブロックや透水性舗装にする。
⑤私有地内の大木の保護。土地が売られて細分化して建売住宅等が建ちならぶときも、大木を積極的に保護していく。
⑥最近、大規模乱開発が多い、知ったときには手遅れである。
⑦我々の生活に欠かせない水は淀川に依存しているが、市民の関心は決して高いとは言えない。
⑧穂谷地区の見学で気づいたこと、天の恵みである雨水が全く利用されていない。
⑨天の川の見学会をしてほしい(活動しておられる方の説明も頂きながら)。
⑩枚方市のヒートアイランド現象について、地形的にも市の中心部に市街地・人家密集地が少なく、比較的緑の多い枚方市に於いてヒートアイランド現象が発生している原因は何であろうか?その具体的対応策は?
⑪竹資源の活用について、竹の育成と間伐、その再利用。竹の生長振りは、悪者扱いされて いる。決してそうではない、むしろ有用である。
⑫自然環境部会の課題をハッキリさせて年間行事を決める事が大事である。
⑬天の川を上流から下流へ見学し清掃する。(穂谷川も見学し課題を決める。)
⑭水生生物、昆虫、野鳥等が増えるような街づくりをしてほしい。それが良い街づくりになる。
⑮自動販売機の設置を減らす。これにより、使用電力量の削減、景観の向上が果たせる。
(自動販売機1台の電力=住宅1軒分の電力、また日本すべての自動販売機は原発2基分に相当する。)
⑯市内にブロックごとにゴミステーション(鉄製の恒久的なもの)を作り配置する。
⑰様々な活動の透明化・・・市の活動、ボランティアの活動、NPOの活動、ネットワークの活動 について、何をしているのか分りやすくしてほしい。
⑱ごみの減量に関して・・・行政が各家庭にゴミ袋を配布し、各家庭は配布された枚方市のマーク入りの袋に入れてごみを出す。こうする事によって、ごみの排出量の減少につながるであろう。