10月22日(木)NPO法人ひらかた環境ネットワーク会議主催の環境ミニ講座「天の川ウォーク」を開催しました。今回の講座は、身近に自然を感じられる天の川についてもって知ってもらいたい、もっと親しんでもらいたい、という想いで企画しました。近くに住んでいる人が、身近な自然を大切にしようという気持ちを持つことでそこの自然はよい状態を保つことができるからです。
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参加者17名で枚方市駅を13:30に出発しました。最初のポイントは、天津橋の上にある幸せのモニュメントです。川崎麻世さんのデザインで2018年にたてられました。ここから、今から歩く天の川上流方向をしっかり見て再度出発。川原に降りる前に、歌碑とアダプトリバーの看板を見て説明をしました。
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天の川には数か所のアダプトの看板があります。このアダプトの看板は、枚方市が管理している道路や公園などの公共の場所において、ごみの散乱やポイ捨てのない美しく快適なまちにするため、継続的に美化活動や花壇づくりなどを実施している団体の看板です。
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天の川は、昭和20~30年代前半は、天の川は泳げる川でしたが40年代には、流域の排水が流れ込み、とても汚く臭い川になってしまいました。しかし、その後市民運動や、下水道整備によりだんだんきれいになり、護岸も歩きやすいように整備されていきました。そして今も多くの市民や地元企業の方の活動に守られています。
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川原へおりると、本当にかわの水面が近く、緩やかに流れる水の美しさや清涼感を肌で感じることができました。シロサギやカモも見ることができました。また、上からは見えにくいですが、天の川には、オイカワやヌマムツ、ドジョウなど14種類もの魚が生息しています。
護岸には、ヨシも生えています。ヨシは琵琶湖や淀川にもたくさん生えていて、ヨシの根本には水を浄化する作用があり、また生物の住処ともなり、水辺には大切な植物です。
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約2kmのコースを説明をしながらゆっくり歩き、1時間10分位でサプリ村野に到着しました。サプリ村野の環境情報コーナーで一息入れながら、感想を出し合いました。「川の水がとてもきれいなことに驚いた」「いい道があって気持ちよく歩けた」「みんなで歩いて、説明もしてもらって、とても楽しかった」といったご感想が多かったです。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
<2020年10月26日更新>