【活動報告】環境教育ボランティア講座「くらわんか塾」を開催しました

環境教育のボランティアを育成する「くらわんか塾」を10月23日(土)サプリ村野にて開催しました。当日は、一般参加と会員合わせて14名の方が参加くださいました。

第1部 「ひらかた環境ネットワーク会議の紹介」では、当団体のキャッチコピーである「環境先進都市ひらかたを目指す」から発展させ地球全体を視野に入れてすべての人々が心地よく暮らせる社会を目指して 市民・事業者・行政が一体となって「地球温暖化問題」に取り組んでいくことの必要性が述べられました。

第2部 「枚方市の第3次環境基本計画と取組み紹介」では、枚方市環境政策室から、基本計画の説明や「地球温暖化対策」に対する具体的な環境施策や取り組みの紹介がありました。また、啓発については、当NPOとの協力体制が大切であることを確認しました。

 第3部 環境基礎講座「環境問題の現状と実態」では、「環境問題の変遷」と「待ったなしの状況にある地球温暖化対策」「持続可能な循環型社会に向けて何をすべきか」について学びました。

午後に入り、第4部「子供たちの未来のために出来ること」では、3つのグループに分かれSDGsのなかで環境問題に関するテーマから一つ選び、グループで話し合いました。

第5部 引き続き環境教育部会から、環境出前授業を通じて子供たちに環境問題を「知ってもらい」「気づいてもらい」「考えてもらう」取り組みの実績と事例を紹介しました。特に環境問題のテーマを身近なところから45分の中でどのように伝えるか、また、実験や体験をどのような形で行うかといった苦労話や、さらに、子供たちの喜ぶ姿を、実際の活動風景を映像で紹介し、実感してもらいました。

最後に、この講座の感想等を出し合う中で、どうすれば環境問題が解決できるかに話が及び、レジ袋の有料化で消費者の行動が変わったことを事例に、法律で規制していくことも必要ではあるが、本来は一人一人が環境問題を自分事として認識し、賢い消費者として行動していくことが大切であるとの認識で一致しました。

頂いたアンケートには、この講座をもっと沢山の方が受講されたらいいのにとの嬉しい意見が書かれていました。この講座を通じて環境教育に積極的に取り組んでいただける方が一人でも増えることを願っております。