2020年10月26日にさだ西小学校で第1回目の環境出前授業を行なって来ました。コロナ禍での、今期初めての「環境出前授業」です。コロナ対応について事前に校長先生とも緊密に打合せを行なった上で、私たちスタッフも、マスク着用、手洗いはもちろん、自主的な対策として非接触式体温計での検温、チェックシートの提出と、万全を期して実施に臨みました。
今回のテーマは、「環境問題と電気エネルギーについて学ぼう」でした。
前半、教室で、いろいろな発電方法やその燃料について、そして私たちの生活には「電気」はなくてはならないものである事、その「電気」をつくる事と「環境」とはどうつながっているか、などを学習していただきました。
その後、屋外に出て「ソーラースクーター」「ソーラー噴水」「自転車発電」の3つの体験を全員にしていただきました。
「ソーラースクーター」は、太陽光パネルで発電した「電気」を「力」に変換してスクーターが走る事を説明し、グリップの開度に合わせて車輪の廻る早さが変化する事を見てもらってから、自分たちでの運転を体験していただきました。
「ソーラー噴水」では、1メートル以上上がっている噴水が、太陽光パネルの上に「雲」を形取った段ボールをかざすと、一気に出なくなる事を体験してもらい、自然エネルギーが天候に左右される不安定な一面もある事を理解していただきました。
「自転車発電」では、LED灯はペダルを軽くこいでも点灯するのに対し、白熱電球は一生懸命こがないと点灯せず、両者の消費電力の差を体感していただきました。
最後に、まとめとして、「環境負荷」と密接につながっている「電気」を大切に使う為に自分たちで出来る事にはどんな事があるか、よく考えてそれを実行していきましょう、と言う言葉で締めくくりました。